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― カブト虫の羽化 雌が先か 雄が先か ―

     ― カブト虫の羽化 雌が先か 雄が先か ―

幼虫持ち去りで急遽自宅飼育を試みました。

カブト虫の羽化をみたことがありますか?
ご存知のようにカブト虫の幼虫は土中に土繭つちまゆをつくり、その中で春を待ち、蛹さなぎになります。気温の上昇とともに羽化し、(種保存の)活動を始めます。
先日来からカブトムシが出てきて独特の臭いが駄々よってます。今日現在オスばかり14匹、♂♀予定では200匹ですがどうでしょうかね。
イメージ 3


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蛹「サナギ」から成虫に脱皮したときの頭部は既に硬くなっています。これで深い土を押しのけ、地上に這い出てしばらくは動かイメージ 1ずにじっとしています。

地上に出たときの羽はまだ柔らかく、白い色をしていますが、次第に色が濃くなり、一日も経過するとすっかり硬化して完全な成虫になります。
飼育ケースの餌「腐葉土」を管理している者はカブト虫を「採る」のではなく「拾う」と言ったほうが近い。羽化したばかりのカブト虫をそっと拾い上げ、傷つけないようにね。
この羽化プロセスはオスもメスも同じですが、僕の場合メスよりオスの羽化の方が早いようで今日現在オスばかり、通常はメスの方が早いそうです。これはオスの闘争本能が強く、餌場を独占する習性があり、羽化直後は近寄るオスもメスも角ですくい上げて樹から放り落としてしまうので、先に羽化したメスがじゅうぶんに餌にありつけるようにとの天の配剤なのかもしれません。
オスばかり・・・仰山(♂♀2ケースに200個体近く)入れすぎてメスが淘汰されてるやも?
だから複数のオスを同じ籠で飼うときは、個体数と同数の場所に餌を置いてやる必要があります。餌を一箇所にするときはなるべく広い範囲に展ばしたり、スイカのように大きな餌を置いてやります。
早速角を突き合わせ喧嘩を始めてます。
ここに♀を入れたら終始がつかなくなりそうです。
今夜にでも孫の友人宅へ配ります。

カブト虫の餌は

昆虫ゼリー
 これは百円ショップで売っています。
 カップごと与えるのではなく、カップ内容
 を皿にあけ、それを包丁で水平2mm厚に切り、
 クヌギの皮等にのせて与えます。
 このゼリーは、時間経過とともに樹皮に染み
 込むので、カブト虫はクヌギの樹皮も一緒に
 食べます。これで彼らの健康が保てます。
バナナ
 輪切りにして個体数だけ与えます。
 皮の裏側も食べますが、これは与えない方が
 いいです。
イカ
 こればかり与えていると体力落ちするので、
 少量の砂糖をまぶして与えます。
トマト
 スイカと同様に砂糖を加えてください。
パイナップルの皮
 そのまま与えてください。
ハチミツ(お勧め)
 クヌギの皮に塗りつけて与えます。
 トレーは喧嘩の元かしら
なお果物の皮は一度水洗いしましょうか?
 
中には小サイズも、これは幼虫時代の栄養が不足して大きくなれなかったためで、遺伝的なものではありませぬ。

幼虫を200匹近くも入れたので餌不足もあったやも?
当時よりは半分以下に量目は減っています。
ほぼ全部糞ですね。