百花蜜
このハチミツは、今まで紹介してきたハチミツとは大きく違った蜜です。
今まで紹介してきたのは、1種類の花の蜜から採られたもので、「単花蜜」と呼んでいます。一方、この百花蜜はいくつもの種類の花から集められたハチミツのことです。
また、日本固有のミツバチである「ニホンミツバチ」は、その地域特有の色々な野草の花から蜜を取り、独特の風味豊かなハチミツを作ります。
その、ニホンミツバチから採られたハチミツのことを、あえて「百花蜜」と呼んでいる養蜂家の方もいらっしゃるようです。ちなみに現在、日本国産のハチミツのほとんどが外来種である「セイヨウミツバチ」から作られたハチミツであり、ニホンミツバチから採られた百花蜜は非常に貴重なものです。
いずれにしろ、この百花蜜は、非常にギャンブル性の強いハチミツです。
なにが飛び出すかわからないびっくり箱めいた性質をもっています。
どんな味のハチミツか、まさに蓋を開けてみるまでわからない。
同じ生産者から購入したとしても、その年によって味わいが全く違います。
味見するときは、ワクワクしますね。。
味も色もそのハチミツによって個性がまったく違います。
色が濃いものは癖があり、色の薄いものはあっさりした味の傾向がありますので、そのハチミツの性質に合わせて、料理や飲み物などにアレンジしてみてください。
オリジナルのハチミツ料理が出来上がるかもしれませんよ!
百花蜜のデータ
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合う料理
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製品によって異なる
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癖、味
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製品によって異なる
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香り、色
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製品によって異なる
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毎日はちみつ入りのヨーグルトを食べています。なんか あっという間になくなってしまいました。
それにしても なんという優雅なフォルムのはちみつでしょうか。
今までの蜂蜜のイメージは、ベタベタ、ネトネトというイメージでしたが、この百花はサラサラしていて、透明感ある美しい輝きがあります。
ほんと混ざりものが無いという感じです。
ところでシークワーサーのコンクにはちみつ入れてみましたら、美味しかったのですが、かなりの量をいれないと、すっぱくて・・・
このせいで、大事なはちみつが、ほとんどなくなったのかと思います。
はちみつドリンク
ハチミツのお菓子
- プラム蜂蜜コンフィチュール
- はちみつ苺ジャム
- はちみつバタートースト
- バナナとブルーチーズのサンド
- はちみつフルーツヨーグルト
- 手作りギリシャヨーグルト、タイムはちみつ載せ
- はちみつパンケーキ
ハチミツ料理
- ブリのはちみつ照り焼き
- はちみつ・塩麹のチキンソテー
要点の解説
しっとりすべすべの美しい肌は、女性にとっては理想の1つ。
そんな肌のトラブルを解消するためのクリームや保湿剤といった商品が、世の中には大量に出回っていますよね。
でも、こういった化学薬品は、長期的にみて逆に肌を傷めてしまう場合もあり、危険なのです。
しかし、そんな化学薬品より、ずっと安全で安価。しかも効果の期待できる天然の保湿剤、それこそ、
ハチミツは吸水性が高く、保湿力にも優れており、潤い効果が抜群。
しかも、浸透性もあるので、肌につけると、みるみる肌内部に浸透して、肌内部を潤いたっぷりにしてくれます。
また、化学薬品と違って、ハチミツには毒性や副作用がまったくないことが知られています。アレルギー反応もごく稀に異物が混入していた場合くらいにしか起らないことが、ハチミツを医学的に研究した書籍『ハチミツと代替医療』(2002年刊行)で紹介されています。
塗ったことで、逆に肌を傷めてしまうなんて心配がないのです。
古代ローマ帝国の皇帝ネロの妻ポッパエアは、脂肪・はちみつ・穀物の粉・パンなどをすりつぶしてパックを作り、ロバの乳で洗い流していたと伝えられます。彼女は、はちみつとロバの乳を混ぜたローションも使用していたそうです。
古代の高貴な女性は美のためにはちみつを利用していたのですね。
また、中国の薬学の名著『本草綱目』(1596年)におていは、ハチミツはソバカスを取るのに効果があるとされています。
(中国ではハチミツは漢方の一種として重宝されていました)
ハチミツ小さじ一杯と、砂糖大さじ一杯がほぼ同じ甘さだと言われています。
砂糖は100グラム当たり348キロカロリーですが、ハチミツは294キロカロリーです。普段から、砂糖の代わりにハチミツを利用するようにすれば、自然と肥満予防やダイエットになります。
例えば、コーヒーを日常的に飲むような人は、シュガーの代わりにハチミツを入れるようにしましょう。この際、できれば、コーヒー花はちみつを使うのが良いです。コーヒーの花から採れたコーヒー花はちみつが、コーヒーには一番良く合います。
食パンに塗るジャムや、ヨーグルトを買うと付いてくるるグラニュー糖の代わりにハチミツを使うのもお勧めです。
食パンにはアカシア花はちみつ、ヨーグルトにはみかん花はちみつが合います。
テレビCMに出てくる女優のような、つややかで潤いのある髪になりたいと思いませんか?
美しい髪は女性にとっての憧れですよね。
ハチミツの菌効果が髪を清潔に保ち、保湿効果が髪に潤いを与えます。
市販のトリートメントと同じように、髪の内部に浸透して状態を内側から整えてくれるのです。
はちみつの量は、リンス400ccに対して、大さじ一杯くらいが目安です。もっとたくさん入れても問題ありません。
あらかじめリンスのボトルにハチミツを入れて、シェイクして混ぜておけば、一回ごとの手間が省けてオススメです。
私は以前、100%天然成分で作られたハチミツシャンプーというのを使っていたことがありましたが、通常のシャンプーに比べて泡立ちが悪く、洗いづらかったです。ただし、髪質が良くなると妻には好評でした。
髪に潤いを与えるのが目的であれば、ハチミツシャンプーよりリンスの方が使いやすくて良さそうです。
冷暖房が効いているような乾燥した部屋にいると、いつの間に唇が荒れて、ヒドイ場合にはひび割れが起きてしまいますよね。
皮脂分泌がなく、ごくうすい粘膜で覆われている唇はもっとも荒れやすくデリケートな部分です。四季を通じて美しくみずみずしい唇を保ちたい、という方には、はちみつリップクリームがオススメです。
はちみつを唇に少量塗るだけ。
それだけで、荒れが治り、美しいふっくらとした唇になれます。
また、唇の荒れる原因として、ビタミンB2の不足が挙げられます。ハチミツは、ビタミンB2を豊富に含んでいるので、食べても唇の荒れの防止、改善に役立つのです。ビタミンB2不足など、身体の栄養バランスが崩れていて肌や唇が荒れている場合、いくらリップクリームでケアしても根本的な解決にはならず、効果が期待できません。
(ビタミンB2の不足は口内炎の原因にもなります。唇に口内炎ができると、食べ物を食べる際に激痛が走るので、かなり悲惨です)
天然の薬ハチミツはデリケートな唇をやさしく守ってくれます。