はちみつを唇に少量塗るだけ。
はちみつを唇に少量塗るだけ。
それだけで、荒れが治り、美しいふっくらとした唇になれます。
また、唇の荒れる原因として、ビタミンB2の不足が挙げられます。ハチミツは、ビタミンB2を豊富に含んでいるので、食べても唇の荒れの防止、改善に役立つのです。ビタミンB2不足など、身体の栄養バランスが崩れていて肌や唇が荒れている場合、いくらリップクリームでケアしても根本的な解決にはならず、効果が期待できません。
(ビタミンB2の不足は口内炎の原因にもなります。唇に口内炎ができると、食べ物を食べる際に激痛が走るので、かなり悲惨です)
天然の薬ハチミツはデリケートな唇をやさしく守ってくれます。
植物性のナチュラルなリップクリームであることを主張している市販の商品も多いですが、安全性という面ではハチミツの方が断然上ですね。
(蜂蜜の無毒性、副作用の無いこと、アレルギー反応の危険性がほとんどないことが医学的にも証明されています)
肌を美しくするビタミンがいっぱい!
ハチミツは、肌に塗って身体の外側から、肌を美しくしてくれるだけではありません。
食べることによって、身体の内側からも、ぴちぴちのキレイな肌をもたらしてくれるのです!
ビタミンB2は、細胞の再生や成長を促進するはたらきのあるビタミンで、健康な皮膚、髪、爪をつくります。
ビタミンB6は、たんぱく質の代謝を促す大切なビタミンです。
皮膚や髪、歯をつくり、成長を促進するので、特に発育期のお子さんや妊婦・授乳婦さんには不可欠です。
免疫機能を正常に保つはたらきもあり、健康で丈夫な身体を作ります。
ビタミンCには、肌の張りを保ち、しみや小ジワを防ぐ働きがあります。
さらには細胞の老化の原因となる活性酸素を抑える働きもあるので、老化を防止し、みずみずしい身体を保つ力があります。
これらのビタミンをたくさん含むハチミツをふだんから食べるようにしていれば、いつまでも若々しい健康な身体と心が得られてしまうわけですね。
食パンにつけたり、コーンフレークにかけたり、ミルクにまぜたりと、日頃から積極的にハチミツを食べるようにしていれば、いつの間にかモテモテ美人になっているかも?
『はちみつ姉妹が教えるはちみつ美容レシピ どんな肌のお悩みも解決!』 の本の著者、東出佳子さんは、ニュージーランド産のマヌカハニーを肌に塗ることで、長年の悩みだったニキビが改善されたそうです。
マヌカハニーは蜂蜜の中でも殺菌力ナンバーワンの強力な作用があります。
妹の東出直子さんは、アトピー性皮膚炎に長年苦しめられていましたが、姉から薦められて肌にはちみつを塗るようになってから、三ヶ月後には肌の赤みが引き、一年後には肌荒れがリバウンドしなくなったそうです。
アトピー性皮膚炎にも効くとは驚きですね。
ニキビケアなどの美容に役立てるためには、パントテン酸を肌に塗るなどして外部から与えてあげる必要があるのです。
このため、美肌作りをうたった化粧品に含まれていることもあります。
ハチミツは、ミツバチたちが植物から花蜜を吸い取って、体内の酵素によってハチミツへと変化させ、巣箱の中に吐き出して蓄えたものです。ミツバチは、酵素によって花蜜に手を加えるだけでなく、水分を飛ばして濃縮させ、甘いハチミツを作り出します。
花蜜の水分は70%ですが、ハチミツの水分は20%まで低下します。
蜂の中で、ハチミツを作るのはミツバチだけで、スズメバチなどは、蜜を作ったりしません。
ハチミツ生産者の方々にとって、ミツバチはなくてならないパートナーなのですね。
ミツバチは1つの巣の中に、1匹の女王蜂と数万匹の働き蜂、2~3千匹の雄蜂がいて、それぞれ自分の役割を担当し、立派な社会生活を営んでいます。
雌の中から女王に選ばれるの1匹だけ。
女王は、せっせと卵を産んで仲間を増やします。
それ例外の雌は、生殖能力が無くなった働き蜂となって、花の蜜をお腹いっぱい(0.02g)吸い取って巣に持ち帰る担当になります。
働き蜂の寿命は約30日間と、とても短いです。
その間に働き蜂は、一生懸命、花の蜜を集めるだけでなく、巣の清掃や、幼虫、女王の世話、巣作り、巣の防衛といった仕事をこなします。
(実際に、働き蜂が花蜜を集めるのは、最後の10日間だけです。それ以前は、巣の中での仕事を担当します)
彼らがハチミツを作るのは、コロニー(群れ)の維持のためです。
幼虫の餌になる他、花が咲かなくなる冬の保存食としても使います。
ハチミツはどうして甘いのか疑問に思ったことはありませんか?
なんとハチミツは、砂糖とほぼ同等の甘さを誇っています。
リンゴやメロン、梨などの果物も甘くておいしいですが、砂糖に匹敵するほどの甘さはありませんよね。
ハチミツに含まれている糖分は、花の蜜に含まれている物とは、異なるものです。
花の蜜を舐めても、ハチミツほどの甘さを感じることはありません。
実は、ハチミツに含まれる糖分の大半は、ミツバチが収穫した花の蜜からの成分ではなく、その花の蜜を一度体内に収めたミツバチの中で作られたものなのです。
ハチミツとは、単なる花の蜜の集合体ではなく、ミツバチによって手の加えられた食品です。このため、他の食材や調味料、人工甘味料にはない、さまざまな性質や効果があるのが特徴です。
(他の食材は、一つの動植物から作られていますが、ハチミツは花とミツバチによる合作です。)
また、ハチミツには、砂糖にはないカルシウムが含まれています。虫歯は、虫歯菌が作る酸によって、歯の表面からカルシウムが溶け出すことによって始まります。初期の虫歯は、唾液に含まれるカルシウムが、歯に再びくっつくことにより、元の状態に回復されます。
カルシウムは、虫歯になるのを防ぐ効果があるのです。
甘いモノはとてもおいしいけれど、二つの厄介な欠点がありますよね。
太ることと、虫歯になることです。
太った場合は、ダイエットで元に戻りますが、一度虫歯になった歯は、元には戻りません。
甘いもの好きな人で、虫歯が気になる方は、ハチミツを食べるようにすると、ベリーグットですね。
当サイトでは、代表的な16種類のハチミツとその特徴を紹介していますが、実はハチミツには、もっとたくさんの種類があります。
はちみつの材料とは、花の蜜です。
ミツバチは花の蜜を吸い上げたら、それを身体の中の「蜜胃」というタンクの中に溜めて、巣に持ち帰ります。
この際、体内の消化酵素と、唾液酵素が蜜に加わり、化学変化が起こります。
こうやって、ハチミツが作られるわけです。
つまり、花の種類の数だけ、ハチミツの数があるということです。
100種類の花があれば、ハチミツの数も100種類となります。
しかも、同じ花でも育った場所の気候や風土が違えば、ハチミツの味が異なります。
日本で取れたアカシアの蜜と、ヨーロッパで取れたアカシアの蜜は、異なったものになるのですね。
また、その年の気候や花の咲き具合によっても微妙に味が変わってきます。
厳密に言えば、まったく同じ味のハチミツは作れないということです。
現在、世界にあるハチミツの数は千種類を超えると言われています。
どんなハチミツマニアでも、全部を入手して食べるのは難しいでしょうね。
頭にニセが付くと、なにかアカシアより劣った蜜であるように感じますが、実はそんなことはありません。
コレこそが日本で好まれてきたハチミツの女王なのです。
ニセアカシアは北アメリカ原産の樹木で、日本には明治の始めに導入されました。
成長が大変早く花も美しいので、公園や街路樹によく植えられるほか、荒廃した山地や砂丘の緑化によく使われています。二酸化炭素の吸収能力が非常に高いことでも知られ、大気汚染の抑制、大気の浄化にも役立っています。
日本に持ち込まれたころはアカシアと呼んでいましたが、その後、本当のアカシアの仲間が導入されるようになり、区別をはっきりさせるため、種名を日本語になおして、ニセアカシアと呼ぶようになりました。
「ニセ」という語をきらい、托葉の変化したトゲが目立つという特徴をとって、ハリエンジュという名もついています。