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縄文時代の野菜って?

縄文時代の野菜って?

縄文人ってどんな野菜を食べてたのかな~?

栗、どんぐり、、などの木の実は当然として、

なにげに普段食べている野菜ですが、古来日本に原生していた野菜は意外と少ないのです !

例えば、日本原産の野菜というとウド、セリ、フキ、ミツバ、ワサビなど数えるほどしかないんです~ 。

しいたけ とかキノコ類は日本原産があったみたいです

でも、大部分の野菜は外国から入ってきたんですねー。

野菜たちは、いつ頃日本に入ってきたのでしょうか~

(味の素さんのHPより)

■縄文~弥生時代 大根、かぶ、大豆、れんこん、ごぼう、ねぎ、里芋など

■10世紀前後(平安時代) なす、きゅうり、しろうり、えんどうなど

■戦国時代から江戸時代初期 じゃがいも、とうがらし、かぼちゃなど

■幕末から明治初年 トマト、タマネギ、白菜、にんじんなど

大根やかぶは確かに古くからありそう☆

案外じゃがいもやトマトなどは新しい

野菜の原産国を簡単にまとめると

■ヨーロッパ 大根、かぶ、キャベツ、セロリ、レタス、にんじんなど

■アフリカ オクラ、そら豆など

■近東 ほうれん草など

■インド なす、きゅうりなど

中央アジア タマネギ、ごぼう、ねぎ、さやえんどうなど

■東南アジア 山芋、里芋など

■中国 白菜、たけのこ、大豆、れんこんなど

中南米 じゃがいも、とうがらし、かぼちゃ、とうもろこし、さつまいもなど

野菜の伝播ルートを探ると、交易ルートと重なってくるんですが、、、でも 、野菜なんて普段から口にするものですから、外国品種をわざわざ持ち帰って栽培したりするかな~? 普段自分たちが食べている野菜でいいじゃん!野菜栽培が伝わったのは、どうしてー??

少しヒントになりそうな”じゃがいも”に関する記事をいろんなHPから発見!

そもそも、

>中南米原産のじゃがいも、とうがらし、かぼちゃ、さつまいもなどはアメリカ大陸を発見したコロンブス(1446~1506)や、インカ帝国を滅ぼしたスペインの探検家ピサロ(1478~1541)らによってヨーロッパに伝えられ、そこから急速に世界中に広がりました。

>大航海時代の影の立役者

ジャガイモの主成分は炭水化物だが、フランスでは「大地のリンゴ」といわれるほどビタミン類も豊富に含んでいる。さらにカリウムや鉄、食物繊維が多く、ほかのイモ類に比べてカロリーは低い。大航海時代、船の上で何週間も過ごす船旅では新鮮な野菜が食べられず、ビタミンC不足による壊血病で命を落とす船員もいた。ビタミンCが豊富で保存が効くジャガイモはそれゆえ船に積み込まれたのだ。

それだけ?

>当初ヨーロッパでは珍奇な植物として貴族の間で観賞用( ホントに!) に栽培した程度だったようですが、やがて粗末な土地でも収穫できることがわかり、プロシア皇帝(ドイツ北部の大部分を占めドイツの最も強大な一王国だった)が奨励してドイツ人が食用にし始めました。

>『凶荒にあえぐ庶民を救えるのはじゃがいもしかない』

稲作の日本伝播も、食料危機という外圧があってこそでしたね。

他の野菜も、そういう背景があるんだろうな。

イタリアといえばパスタでトマトソース!って思ってるんですが 、トマト が南米からヨーロッパに伝わってからわずか300年ほどしかたっていない